荷を棄てよ
咎めるべきは老いた壁蝨
其れに列なる脚の跡
塞ぐ間も無く開かれる
鬱ぐ傷痕
跨ぐ血の糸
拉ぐ素朴を求む声さえ

甘えて居るのは
貴様らの眼だ

負ぶさるだけの傲岸不遜
不様に奈落へ突き落とせ
笑う事さえ
阻むと言うなら

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2016.10.29


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