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夢の途中
それは前向きであれ後ろ向きであれ
意図的であれ不可抗力であれ
絶えず人を支配する。
昔も今は勿論のこと、恐らく未来でさえも
何処へともなく漂いながら
この思いを運んで行く。
幾つもの
形定まらぬ想いたちが
上下左右四方八方
各々の色に染まりながら
形を変えては浮き沈み
入り組んで入り組んだ
太さと細さの流れの中を
零れ落ちた飛沫を尻目に引き摺られて行く。
空を睨み、拳を突き上げる。
それはとても勇ましく
鼓動は奮え 高鳴るけれど
その伸縮に 剥がれ飛ぶ
幾重もの瞳は
挙動に呼応するかの如く
無色透明の宙へと蕩けてゆく。
今日、僕の目の前で
1つの夢が呑まれて融けた。
彼はきっと、大きな夢の傍らで
吸われた夢の切れ端に依存しながら
それがもう、自分の夢では無い事に
気付く事無く過ごすのでしょう。
複雑に入り組んで絡み合い、
根元さえ曖昧になった夢の途中
夢と夢は雑じりあい、
様々な連鎖反応を生み出しながら、
時に惹かれ合い、憎み合い
交わったり、消しあったりもするのだろう。
僕の描く理想は
この場所に至る道すがら
どれ程の人の夢と交差してきたのだろう。
傷つけられ、時に傷つけ
互いの足を引っ張りながら
夢は徐々に形を変える。
果たして この夢はまだ
僕の夢であるのでしょうか。
複雑に入り組んで絡み合い、
根元さえ曖昧になった夢の途中
夢は夢を食い潰し、
様々な対価・代償を支払いながら、
終わりを迎えるその日まで
人は歩みを止める事は出来ないのだろう。
それならば、
どうか、道中
良い夢でありますように。
意図的であれ不可抗力であれ
絶えず人を支配する。
昔も今は勿論のこと、恐らく未来でさえも
何処へともなく漂いながら
この思いを運んで行く。
幾つもの
形定まらぬ想いたちが
上下左右四方八方
各々の色に染まりながら
形を変えては浮き沈み
入り組んで入り組んだ
太さと細さの流れの中を
零れ落ちた飛沫を尻目に引き摺られて行く。
空を睨み、拳を突き上げる。
それはとても勇ましく
鼓動は奮え 高鳴るけれど
その伸縮に 剥がれ飛ぶ
幾重もの瞳は
挙動に呼応するかの如く
無色透明の宙へと蕩けてゆく。
今日、僕の目の前で
1つの夢が呑まれて融けた。
彼はきっと、大きな夢の傍らで
吸われた夢の切れ端に依存しながら
それがもう、自分の夢では無い事に
気付く事無く過ごすのでしょう。
複雑に入り組んで絡み合い、
根元さえ曖昧になった夢の途中
夢と夢は雑じりあい、
様々な連鎖反応を生み出しながら、
時に惹かれ合い、憎み合い
交わったり、消しあったりもするのだろう。
僕の描く理想は
この場所に至る道すがら
どれ程の人の夢と交差してきたのだろう。
傷つけられ、時に傷つけ
互いの足を引っ張りながら
夢は徐々に形を変える。
果たして この夢はまだ
僕の夢であるのでしょうか。
複雑に入り組んで絡み合い、
根元さえ曖昧になった夢の途中
夢は夢を食い潰し、
様々な対価・代償を支払いながら、
終わりを迎えるその日まで
人は歩みを止める事は出来ないのだろう。
それならば、
どうか、道中
良い夢でありますように。
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