聖邪の更新
晴天に溶け込んだ
曇天の籠へ迎え入れ
白熱灯は
己が寿命に咽び泣く

澄んだ心の淀みを一つ
鍋の内へと
摘まみ入れてはくれまいか

笑顔のままで凍り付く
ラベルは仮面の下にある

綺麗な群れさ
裏を捲らば

くすんだ太陽
くすねた細胞 取り仕切り
吹き上げた声 聖邪の更新

関連記事

2016.11.23


Secret